ミッドナイトダーリンを追いかけて、
校正だけでこんなにかかるとか、もうしにたい。むかしは添削サクサクいったのに(´・ω・`)もう学生じゃないんだなあ。
かかないから、どんどん俺の刃が脆くなっていく。ただでさえ、くさりかけのちんこだというのに。久々の射精はどっとつかれました。
これで何度目か。
溜息を吐くのも飽きる程、(それでも溜息は自然と漏れるのだけれど、)似たような光景に目を逸らした。
風が吹けば心地良さを感じるが、夏の暑さは未だ抜け切れていない。
スカーフの堅苦しさなどとっくに慣れたというのに時々喉元が苦しくなる。スカーフとシャツの襟の間に指を入れて空気を送った。気持ちだけでも、と袖のボタンも外す。すぐに涼しくなるわけが、ないのだけれど。
「だぁーらァ、俺がテメェの後つける理由なんざ携帯電話の『ゎ』の使用頻度ほどねぇだろうが!普通に考えろ、シークヮーサーくれぇだよ?ほんっとそんくらいだよ?」
「だったら何でテメェが俺の行く先々に居るのか説明しろコラ!つうかお前、女子とメールしたことねぇだろ、『ゎ』で溢れかえって苛々すんだよ」
「何?お前したことあんの?『ゎ』とか日常で使う女子とメールしてんの?それって犯罪じゃね?性風俗が乱れきってんじゃね?おーい、おまわりさーん!ここにロリコン変態マヨネーズがいますよー!!」
町の往来で大の大人二人が声を張り上げての口喧嘩と来たもんだ。
そのうち一人は仮にも泣く子も黙る真選組の副長で、もう片方はかぶき町で最も目を引く銀色の髪をしている。
何事かと振り返り足を止める群集に何見てんだと刀を抜くくらいなら、場所くらい考えりゃいいのに。
二人の行動パターンの相似は今に始まったことではないし、特別珍しい光景なわけでもない。
俺はといえば、もう一皿団子を頼んでから足を組み返したところだ。ついでに茶のおかわりも、と店の奥へと引っ込もうとした団子屋の主人に付け加える。
こうやって奴らが面をあわせりゃ喧嘩すること。一般市民が足を止め様子を窺うこと。俺が団子の代金を土方にツケること。その他諸々。
秋晴れってのはどうしてこうも空気を読まず爽やかなのだろうか。喉を通る熱い茶も、口の中のみたらしと上手い具合に絡み、腹を満たしていく。ああ、そう、俺がループした世界を巡ってねェのなら、こんなのが日常って奴なのかもしれない。へえ、そりゃなかなか苛立つ日常ってもんだ。
串を皿に放り、その手でポケットの中のアイマスクを探した。
眼前の喧騒さえなけりゃ機嫌良く近藤さんの分の土産を用意しただろう。タバスコをたっぷりと練りこんだ団子を馬鹿共に食わせるってのもいいかもしれない。だがその計画は勿論、せっかく取り出したアイマスクも残念ながら使用する機会を失った。
土方が煙草に火をつけながら、不機嫌を絵に描いたようなツラで俺の元へと向かってくる。その背後に旦那の姿は無い。解散を命じられたように野次馬根性をむき出した群集もいつの間にかまだらとなっていた。予想よりもお早い決着だったようだ。土方は仏頂面のまま馴れ馴れしく俺の名を呼び、帰ぇるぞと続けたので俺は終わったんですかィと店主に団子の代金を支払いながら答えた。安心してくれ、苛立ちなんざ明け透けの感情を見せてやらねぇ。
髪の色も、目つきも、纏う雰囲気も異なるのに、二人は非常に似ている。
血縁関係のねェ夫婦を「似たもの夫婦」と比喩しているようなもんだ。ああそうかい、距離が近いと似るもんかね。だったら俺はとっくの昔に土方に似るんじゃねーの。バカが移るってのはこのことだ。下らねぇことばっか思考する、これがマヨネーズの副作用だったら絶対許さない。
似ているようで似ていない、だからこそ反発しあい互いの僅かにずれた部分に惹かれるのではないだろうか。
俺は、彼らの毎度おなじみとなりつつある喧嘩を止めるなんざ野暮ったいことはしない。例えば二人を手錠にでもかけて、その様子を監視するといった面白そうな出来事が無い限り、興味がないからだ。というか、義務もない。腹立つし。
「あの野郎、毎度人の視界に入りやがって」
「そりゃあ土方さんもでしょう」
「お前も見てただろうが、どうみたってあれはアイツが、」
土方の言葉を鵜呑みにするほど俺は単純ではない。
偶々、偶然、図らずも。それを運命と表現しないのは、……。我ながら、俺はなかなかのロマンチスト。土方には負けるのだろうけれど。運命の相手なんざ花占いでもやって確かめてみろってんだ。
クドクドと歩きながらも言葉を続ける俺より少しばかり背の高い奴の横顔を見遣った。…あながち間違ってはいないかもしれない。その視線に気付いた土方が何だと声をかける。適当に思いついた、歩き煙草は迷惑ですぜなどという言葉で濁す。飲み込んだはずのみたらしが今更になって胸焼けを起こしていた。
歩幅をあわせようともしない。あいもしない。出会った時から埋まらない距離がある。紫煙が風に揺れて、目を瞑っても土方の存在を示した。あー…マジで、苛々する。
普通の奴よりかは、傍に居る時間が多いのかもしれない。それで深まるのは一体何なのか、俺には判断がつかないし、つける気さえない。
見廻りという名の本日の散歩コースは苛立って仕方が無いので外でサボるのは中止にした。
土方は足を止め、自販機に向かい合う。煙草をくわえて徐にポケットへと手を伸ばし、じゃらじゃらと音を立てて小銭を投入する様をぼんやりと眺めた。煙を吐き出してから何がいいと尋ねるので咄嗟にに「いちご牛乳」と答える。土方はその単語を聞くとすぐに悪態の一つや二つ吐いて、ボタンを押した。その飲み物で関連付けることが出来る人物は、俺たちの脳では一人しか思い浮かばない。ガコン、と音を立てながら落ちてきたスチール缶は土方の手によって俺へと手渡される。通常のものよりも一回り小さい薄桃色の缶はひんやりとしていて気持ちがいい。決まりきった行程を繰り返してコーヒーのボタンも押す。プルタブを引きながら、飽きもしないな、と土方の手の中の無糖コーヒーを見遣った。煙草にするかコーヒーにするかどっちか一つにしろというと、一々煩ェだなんてテメェのが煩ェんだよ。欲張りなんだ、いつもいつもアンタは。
「好きなんですかィ」
「喉渇いてる時に嫌いなもんわざわざ飲まねぇよ」
「それじゃねぇや」
「あ?何だよ」
「旦那が」
これには流石に土方も言葉を詰まらせた。
一度はそうやって振り返り、うんざりとした表情を作る。
舌いっぱいに広がる牛乳の生臭さを見事にかき消した糖の塊のような甘い液体は、後に引く味を残した。
土方は、立ち止まって様子を伺う俺を無視して先に帰路を進む。唇を薄く開いて、……やっぱやめた。腹が立って仕方がねェ、つうか暑い。苛々が加速する。マジで死んじまえばいいのに。夏も、秋も、この感情も、全部死ね。
「土方さん」
「ん」
350mlのスチール缶を放り投げて土方の隊服を掴み、こちらを向かせてスカーフを思い切り引っ張った。一緒に飲みかけのコーヒーも零れ落ちる。火傷など気にすることはなかったが、土方の方が咄嗟に煙草を持つ手を引いた。
苦さと甘さ、どちらが勝つのだろう。いや、苦いのと苦しいのは同じなのかも。
とくとく、と道路にこぼれる淡いミルキーカラーはまるで桜を溶かしたような色だった。ぶつかった歯と冷たいはずの唇、それに何の味もしやしない色合い。こんなに暑いってのに桜ってのも酔狂な話か。狂うついでに、俺のどろどろした黒い感情がアンタのコーヒーのように流れていく。
俺はただ一人、春を待ち構えている。
「何の真似だ」
「アンタはこれが好きなんでしょう」
「……意味が、わからねぇ」
呆れ返ってるのか、俺になんざ興味もないのか。
これ以上顔を見ていたら今度は頭突きでも食らわしてやりたくなるので、大人しく捨てた缶を拾おうと身を屈めた。
聞き慣れた溜息の味を俺はもう知っている。味覚音痴どころじゃない、温度も感覚もおかしくなっちまったに違いない。思い出したら、糖が苦く感じたから。先ほどの団子に相乗し、本格的に胸焼けを起こして耳鳴りさえする。
ゴミは、ゴミ箱へ。
思いも一緒に投げ捨てて。
「旦那の代わりにしてやっただけでさァ」
「総悟、お前いい加減にしねぇと…」
「どうですかィ、アンタの好きな野郎の味は。精々今夜思い出してアンタの…、」
先端に火のついた煙草が地に落ちる様子はスローモーションのようだ。そこだけにフォーカスがかかっている。コンクリートへコロリ、と揺れる様にようやく瞬きを一つ。
迫った唇と覆われる視界に、たった今この身が覚えた感触を呼び覚まされる。時間が正常に動いた頃既に唇は塞がれており、舌と共に進入する苦々しい煙にむせ返った。それでも開放されることはない。引っ張られた腕がぎりりと痛む。どうしてこうも、苦いんだ。じんわりと目の端に浮かぶ水分に苛立つ。思い切り噛んでやろうと上あごを開けると、更に深く土方の舌が俺の味覚を司る全てに触れた。やって、られない。
「んっ…、ァ…ふ…、げほっ…!げほっ…!」
酸素の足りない頭で咳き込みながら見上げると、土方が笑うこともなくまっすぐと俺を見つめている。
そして、忌々しい苦く冷たい唇を動かし憎たらしい言葉を吐いた。
「は…ァ、死ね、土方…粘っこいのしやがって…」
「何勘違いしてんのか知らねぇが、」
火の灯した煙草はくしゃくしゃと土方の靴底によってかき消されていく。
ゴミ箱と共に一緒に放ったはずの思いと共に。ああ、クソ、信じられねえ。
俺の知る土方ならば、恐らくここでバカな事を言う。
その目は有無を許さない、だからアンタは明け透けだってんだ。
「俺の"好きな野郎"の唇は、さっきまで団子の味がしてた筈だが」
「…、今はコーヒーと煙草とマヨ全部混じってますぜ」
「そりゃ、全部俺の好物じゃねえか」
この火照った体は季節でさえ冷やすことが出来ない。
外したボタンから、ふわりと風が吹き込んだ。心なしか、身が軽い。
しかし、冷静になった次の瞬間新たな問題に直面した。乱れた心を落ち着かせる術がない。
バレぬように顔を背けた。そして何時ものように、矛盾した感情が悟られないように笑ってみせる。
「どうだ、テメェの好きな奴の味は」
「今夜思い出して眠れねェかもしれやせんね」
「寝かしつける気もねェよ」
*100702→110117/安堵しながら動揺する(通常土沖/4030字)
メモより:土方は銀時を好きだと思っていた総悟。しかし土方に想いを伝えられ安堵と動揺という矛盾に(ryセックス!
かかないから、どんどん俺の刃が脆くなっていく。ただでさえ、くさりかけのちんこだというのに。久々の射精はどっとつかれました。
これで何度目か。
溜息を吐くのも飽きる程、(それでも溜息は自然と漏れるのだけれど、)似たような光景に目を逸らした。
風が吹けば心地良さを感じるが、夏の暑さは未だ抜け切れていない。
スカーフの堅苦しさなどとっくに慣れたというのに時々喉元が苦しくなる。スカーフとシャツの襟の間に指を入れて空気を送った。気持ちだけでも、と袖のボタンも外す。すぐに涼しくなるわけが、ないのだけれど。
「だぁーらァ、俺がテメェの後つける理由なんざ携帯電話の『ゎ』の使用頻度ほどねぇだろうが!普通に考えろ、シークヮーサーくれぇだよ?ほんっとそんくらいだよ?」
「だったら何でテメェが俺の行く先々に居るのか説明しろコラ!つうかお前、女子とメールしたことねぇだろ、『ゎ』で溢れかえって苛々すんだよ」
「何?お前したことあんの?『ゎ』とか日常で使う女子とメールしてんの?それって犯罪じゃね?性風俗が乱れきってんじゃね?おーい、おまわりさーん!ここにロリコン変態マヨネーズがいますよー!!」
町の往来で大の大人二人が声を張り上げての口喧嘩と来たもんだ。
そのうち一人は仮にも泣く子も黙る真選組の副長で、もう片方はかぶき町で最も目を引く銀色の髪をしている。
何事かと振り返り足を止める群集に何見てんだと刀を抜くくらいなら、場所くらい考えりゃいいのに。
二人の行動パターンの相似は今に始まったことではないし、特別珍しい光景なわけでもない。
俺はといえば、もう一皿団子を頼んでから足を組み返したところだ。ついでに茶のおかわりも、と店の奥へと引っ込もうとした団子屋の主人に付け加える。
こうやって奴らが面をあわせりゃ喧嘩すること。一般市民が足を止め様子を窺うこと。俺が団子の代金を土方にツケること。その他諸々。
秋晴れってのはどうしてこうも空気を読まず爽やかなのだろうか。喉を通る熱い茶も、口の中のみたらしと上手い具合に絡み、腹を満たしていく。ああ、そう、俺がループした世界を巡ってねェのなら、こんなのが日常って奴なのかもしれない。へえ、そりゃなかなか苛立つ日常ってもんだ。
串を皿に放り、その手でポケットの中のアイマスクを探した。
眼前の喧騒さえなけりゃ機嫌良く近藤さんの分の土産を用意しただろう。タバスコをたっぷりと練りこんだ団子を馬鹿共に食わせるってのもいいかもしれない。だがその計画は勿論、せっかく取り出したアイマスクも残念ながら使用する機会を失った。
土方が煙草に火をつけながら、不機嫌を絵に描いたようなツラで俺の元へと向かってくる。その背後に旦那の姿は無い。解散を命じられたように野次馬根性をむき出した群集もいつの間にかまだらとなっていた。予想よりもお早い決着だったようだ。土方は仏頂面のまま馴れ馴れしく俺の名を呼び、帰ぇるぞと続けたので俺は終わったんですかィと店主に団子の代金を支払いながら答えた。安心してくれ、苛立ちなんざ明け透けの感情を見せてやらねぇ。
髪の色も、目つきも、纏う雰囲気も異なるのに、二人は非常に似ている。
血縁関係のねェ夫婦を「似たもの夫婦」と比喩しているようなもんだ。ああそうかい、距離が近いと似るもんかね。だったら俺はとっくの昔に土方に似るんじゃねーの。バカが移るってのはこのことだ。下らねぇことばっか思考する、これがマヨネーズの副作用だったら絶対許さない。
似ているようで似ていない、だからこそ反発しあい互いの僅かにずれた部分に惹かれるのではないだろうか。
俺は、彼らの毎度おなじみとなりつつある喧嘩を止めるなんざ野暮ったいことはしない。例えば二人を手錠にでもかけて、その様子を監視するといった面白そうな出来事が無い限り、興味がないからだ。というか、義務もない。腹立つし。
「あの野郎、毎度人の視界に入りやがって」
「そりゃあ土方さんもでしょう」
「お前も見てただろうが、どうみたってあれはアイツが、」
土方の言葉を鵜呑みにするほど俺は単純ではない。
偶々、偶然、図らずも。それを運命と表現しないのは、……。我ながら、俺はなかなかのロマンチスト。土方には負けるのだろうけれど。運命の相手なんざ花占いでもやって確かめてみろってんだ。
クドクドと歩きながらも言葉を続ける俺より少しばかり背の高い奴の横顔を見遣った。…あながち間違ってはいないかもしれない。その視線に気付いた土方が何だと声をかける。適当に思いついた、歩き煙草は迷惑ですぜなどという言葉で濁す。飲み込んだはずのみたらしが今更になって胸焼けを起こしていた。
歩幅をあわせようともしない。あいもしない。出会った時から埋まらない距離がある。紫煙が風に揺れて、目を瞑っても土方の存在を示した。あー…マジで、苛々する。
普通の奴よりかは、傍に居る時間が多いのかもしれない。それで深まるのは一体何なのか、俺には判断がつかないし、つける気さえない。
見廻りという名の本日の散歩コースは苛立って仕方が無いので外でサボるのは中止にした。
土方は足を止め、自販機に向かい合う。煙草をくわえて徐にポケットへと手を伸ばし、じゃらじゃらと音を立てて小銭を投入する様をぼんやりと眺めた。煙を吐き出してから何がいいと尋ねるので咄嗟にに「いちご牛乳」と答える。土方はその単語を聞くとすぐに悪態の一つや二つ吐いて、ボタンを押した。その飲み物で関連付けることが出来る人物は、俺たちの脳では一人しか思い浮かばない。ガコン、と音を立てながら落ちてきたスチール缶は土方の手によって俺へと手渡される。通常のものよりも一回り小さい薄桃色の缶はひんやりとしていて気持ちがいい。決まりきった行程を繰り返してコーヒーのボタンも押す。プルタブを引きながら、飽きもしないな、と土方の手の中の無糖コーヒーを見遣った。煙草にするかコーヒーにするかどっちか一つにしろというと、一々煩ェだなんてテメェのが煩ェんだよ。欲張りなんだ、いつもいつもアンタは。
「好きなんですかィ」
「喉渇いてる時に嫌いなもんわざわざ飲まねぇよ」
「それじゃねぇや」
「あ?何だよ」
「旦那が」
これには流石に土方も言葉を詰まらせた。
一度はそうやって振り返り、うんざりとした表情を作る。
舌いっぱいに広がる牛乳の生臭さを見事にかき消した糖の塊のような甘い液体は、後に引く味を残した。
土方は、立ち止まって様子を伺う俺を無視して先に帰路を進む。唇を薄く開いて、……やっぱやめた。腹が立って仕方がねェ、つうか暑い。苛々が加速する。マジで死んじまえばいいのに。夏も、秋も、この感情も、全部死ね。
「土方さん」
「ん」
350mlのスチール缶を放り投げて土方の隊服を掴み、こちらを向かせてスカーフを思い切り引っ張った。一緒に飲みかけのコーヒーも零れ落ちる。火傷など気にすることはなかったが、土方の方が咄嗟に煙草を持つ手を引いた。
苦さと甘さ、どちらが勝つのだろう。いや、苦いのと苦しいのは同じなのかも。
とくとく、と道路にこぼれる淡いミルキーカラーはまるで桜を溶かしたような色だった。ぶつかった歯と冷たいはずの唇、それに何の味もしやしない色合い。こんなに暑いってのに桜ってのも酔狂な話か。狂うついでに、俺のどろどろした黒い感情がアンタのコーヒーのように流れていく。
俺はただ一人、春を待ち構えている。
「何の真似だ」
「アンタはこれが好きなんでしょう」
「……意味が、わからねぇ」
呆れ返ってるのか、俺になんざ興味もないのか。
これ以上顔を見ていたら今度は頭突きでも食らわしてやりたくなるので、大人しく捨てた缶を拾おうと身を屈めた。
聞き慣れた溜息の味を俺はもう知っている。味覚音痴どころじゃない、温度も感覚もおかしくなっちまったに違いない。思い出したら、糖が苦く感じたから。先ほどの団子に相乗し、本格的に胸焼けを起こして耳鳴りさえする。
ゴミは、ゴミ箱へ。
思いも一緒に投げ捨てて。
「旦那の代わりにしてやっただけでさァ」
「総悟、お前いい加減にしねぇと…」
「どうですかィ、アンタの好きな野郎の味は。精々今夜思い出してアンタの…、」
先端に火のついた煙草が地に落ちる様子はスローモーションのようだ。そこだけにフォーカスがかかっている。コンクリートへコロリ、と揺れる様にようやく瞬きを一つ。
迫った唇と覆われる視界に、たった今この身が覚えた感触を呼び覚まされる。時間が正常に動いた頃既に唇は塞がれており、舌と共に進入する苦々しい煙にむせ返った。それでも開放されることはない。引っ張られた腕がぎりりと痛む。どうしてこうも、苦いんだ。じんわりと目の端に浮かぶ水分に苛立つ。思い切り噛んでやろうと上あごを開けると、更に深く土方の舌が俺の味覚を司る全てに触れた。やって、られない。
「んっ…、ァ…ふ…、げほっ…!げほっ…!」
酸素の足りない頭で咳き込みながら見上げると、土方が笑うこともなくまっすぐと俺を見つめている。
そして、忌々しい苦く冷たい唇を動かし憎たらしい言葉を吐いた。
「は…ァ、死ね、土方…粘っこいのしやがって…」
「何勘違いしてんのか知らねぇが、」
火の灯した煙草はくしゃくしゃと土方の靴底によってかき消されていく。
ゴミ箱と共に一緒に放ったはずの思いと共に。ああ、クソ、信じられねえ。
俺の知る土方ならば、恐らくここでバカな事を言う。
その目は有無を許さない、だからアンタは明け透けだってんだ。
「俺の"好きな野郎"の唇は、さっきまで団子の味がしてた筈だが」
「…、今はコーヒーと煙草とマヨ全部混じってますぜ」
「そりゃ、全部俺の好物じゃねえか」
この火照った体は季節でさえ冷やすことが出来ない。
外したボタンから、ふわりと風が吹き込んだ。心なしか、身が軽い。
しかし、冷静になった次の瞬間新たな問題に直面した。乱れた心を落ち着かせる術がない。
バレぬように顔を背けた。そして何時ものように、矛盾した感情が悟られないように笑ってみせる。
「どうだ、テメェの好きな奴の味は」
「今夜思い出して眠れねェかもしれやせんね」
「寝かしつける気もねェよ」
*100702→110117/安堵しながら動揺する(通常土沖/4030字)
メモより:土方は銀時を好きだと思っていた総悟。しかし土方に想いを伝えられ安堵と動揺という矛盾に(ryセックス!
小説かくのはすきなんだけど、たぶんわたしって小説かけないんだとおもうなー。何か自分のいいたいことの3分の1もつたわらない。それそれ、それをかきたかったんですうううっていう人が、まあ神なんだけど。しかも私の頭の中の映像を漫画にしてくれちゃうもんだから、まあ神だな。
つまり、もし私の頭で流れている映像がガチで具現化されたんだったら、わたしだって神になれるのにっていつも思う^v^別に神になりたいわけじゃないですけどね。
やっぱり書きたいものを書いてなんぼだと思うので。書きたいものがかけないって、すごく不自由な気がする。
自分で自慰の延長で書いた小説は、ただ精液飛び散らせて終了!でいいはずじゃん本来。
わたしだってティッシュでくるんでポーイ!したいのに!!!
今やってることは、射精して、どうしてこれで達することができたんだろう・もっと親指の力をここにエレクトすればいいのか!みたいなチェックしなきゃいけないじゃん。それがすっごい億劫なのね。つまり校正がダリィってことなんだけど。
みんなは軽く校正してる感じがするんだけど、私は何で人よりこういうサギョーンが苦手なんだろうなー。
書き出しただけの矛盾だらけのフラグもまったくもない射精をしたいよ。
それでもどこか、気持ちのよい射精とか、子作りをしたいんだろうね。
でも所詮受け止めてくれるだけの卵子がいないから、私の精子は死んでいく。
次のひじきタイトルは、「俺の精子は死んでいく」にしよう。
とりあえず、ようやく一本書き終わった。いや、書き終わったの1月17日なんだけど、校正に5ヶ月もかかった。しにたい。別に毎日やってるわけじゃないけどさ…しにたい。もう時間がなくてしにたい。うわーん。
つまり、もし私の頭で流れている映像がガチで具現化されたんだったら、わたしだって神になれるのにっていつも思う^v^別に神になりたいわけじゃないですけどね。
やっぱり書きたいものを書いてなんぼだと思うので。書きたいものがかけないって、すごく不自由な気がする。
自分で自慰の延長で書いた小説は、ただ精液飛び散らせて終了!でいいはずじゃん本来。
わたしだってティッシュでくるんでポーイ!したいのに!!!
今やってることは、射精して、どうしてこれで達することができたんだろう・もっと親指の力をここにエレクトすればいいのか!みたいなチェックしなきゃいけないじゃん。それがすっごい億劫なのね。つまり校正がダリィってことなんだけど。
みんなは軽く校正してる感じがするんだけど、私は何で人よりこういうサギョーンが苦手なんだろうなー。
書き出しただけの矛盾だらけのフラグもまったくもない射精をしたいよ。
それでもどこか、気持ちのよい射精とか、子作りをしたいんだろうね。
でも所詮受け止めてくれるだけの卵子がいないから、私の精子は死んでいく。
次のひじきタイトルは、「俺の精子は死んでいく」にしよう。
とりあえず、ようやく一本書き終わった。いや、書き終わったの1月17日なんだけど、校正に5ヶ月もかかった。しにたい。別に毎日やってるわけじゃないけどさ…しにたい。もう時間がなくてしにたい。うわーん。

































