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ミッドナイトダーリンを追いかけて、
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1時間前に、頭が突然フットーして、勢いでシズイザかいたよー。
あ、あれ?なんでひじきじゃないの?あれ?どうして?
今文章かけないげっかんなのに、なんでひじきじゃないの!?

中身が無いと1時間でかけることを今しった。ひじきでかけよ!!!
頭すっからかんだからまあ、その、スルーしてくれ。
ぬるいけど、えっちするから注意ー。







「運良く死んでくれないかなあって思ってたんだけどね」

町の中の物で攻撃される度に、彼は街から攻撃を受けているような錯覚に陥る。
黒いバーテン服を纏った青年の非日常的な力を目の当たりにしながら、彼は今日も日常を過ごしていた。

例えば衝動が引き金だとするのなら、人間のそれは彼の手の内になくてはいけない。
それが裏切られることさえ快感に思うが、まったく想定外の人間「のような」青年の裏切りは求めてはいなかった。
彼が最も不必要に感じていた相手こそ、彼が最も愛してやまない相手であることを、彼本人は自覚していないのだ。

町からの暴力を避け、彼は人の波の一部となって消えた。
季節を感じさせないファーのコートもこの町は全て飲み込んで受け流してしまう。
また一つ小さな引き金をひいてはその行動や関係を興味深く観察し、口元を吊り上げて愛す。


「面倒事をシズちゃんに押し付けようとするとねぇ、利息が付いてもっと面倒になるからなあ」
「自分から面倒なこと引き起こすのは大好きなくせしてね」
「一種の愛情表現だと思ってくれて構わないよ?」

それは誰へのかしら、と喉まで出掛かったが、彼が誰を愛そうが全く興味の無い彼女は、淹れたてのコーヒーと共にその言葉を胃へと流した。
パソコンのディスプレイに張り付いている雇い主の顔を視界にいれると、彼女は飲み物を胃に入れる行為さえ停止させられる。
言葉に表現し辛いが、彼が"一般の人間と同じように"、絶望に近い焦りのような表情を浮かべるのを彼女は初めて見たのだ。

彼は言葉を紡ぐことも忘れ、まるで楽器のように高速でキーボードを叩く。
そしておもむろに立ち上がり、突如として声を上げて笑い出す彼に、ああついに、と彼女は珍しく目を細めた。

「ねえ、やっと!やっとこの日が来たよ!」

飛び跳ねるようにして、事務所を飛び出す姿を彼女は言葉無く見守る。
事実、彼の鼓動はドクンドクンと歓喜の声をあげていた。エレベーターで地上へ降りる際も、この心臓が自分以外の誰かのものじゃないかと疑うようにわざわざ手を当てる。
まるでジェットコースターから落ちるように心臓に負荷を感じた。しかし、いつも乗るエレベーターを随分遅く感じる。早く彼は事実を知りたくて、仕方がなかった。
移動中にも手の中にある携帯電話という媒体のネットワークにより、その情報を確かなものへとさせていく。にわかに信じがたい、だが、それを覆すのが好きで彼はこの仕事をしていた。


エントランスホールの方のオートロックが開かれると、彼の予想通り玄関の開きっぱなしであった。
いつもと異なる色の服装を纏った新羅は、彼を気にする様子も無くただセルティを抱きしめている。彼はふと無声映画を思い出した。
そして、更に歓喜をあげるはずの光景は、彼を絶望に陥れる。彼の想像した通りの赤と、その姿は健在していたのだが。

「ちょっと待ってよ、まさか"ソレで"死んだってわけじゃ、ないよね?」

青年の左胸に突き刺さっているのは普段、彼が持つような形のナイフであった。
いくら闇医者といっても、新羅が死体に死因を刺したまま放置し彼女を抱きしめに行く、なんてことはまず考えられないだろう。
いつだったか、殺意を持ってそれを青年に突き刺した経験が彼にはあった。しかし、数ミリ程度のみしか刺さらないという非常識な思い出を残している。

そんな青年が、まるで常識的とでもいうように、目の前でナイフを刺して死んでいるのだ。



「はは、あははっはあははは!何てことだ!!君が?それで?それだけで?」


彼はそれから、笑うことしかできなかった。

泣きじゃくるような姿に無音で影のまますがりつくセルティを無言で抱きしめる赤黒い白衣の新羅。
いつもおちゃらけた会話が交わされる部屋は、彼の狂った笑い声のみが包み込んでいる。

彼自身ある程度に知も力も、それなりにあるほうだと自負していた。
しかし、それが一切通用しない死に、これほどまでに立ち会ったことはそういえば無かったように思う。
切に死を願った奴が、出来れば自分の差し金で死を願った青年が、呆気も無く自分の知らぬところで眠りに付いた。

「失望したよシズちゃん」

小さな呟きは、部屋の陰に吸い込まれていく。
彼は凶器となったナイフを抜こうと試した。当然それは抜けることがなく、彼はふとアーサー王を思い出す。
治療台に乗り上げ、そこで瞳を閉じる青年に跨って抜けないと分かるナイフの柄を掴むと、自らの手の平がじんじんと痛んだ。
その痛さを擦り付けるように頬を殴った。立ち上がって足の裏で青年の体を踏みつける。何度も、何度も。

「今更人間みたいに死ぬっていうの」

やがて、その言葉は怒りにも近い感情を持ち始め、体中に力がはいる。
飽きることもなく、まず跨って、首を絞めた。つぎにビクともしないナイフの柄を回そうとした。それでも手に血液らしき赤が付着するのみで、何の意味ももたない。
青年が日常身に纏っていた白と黒は赤と黒、というよりむしろ破けて素肌が露出しているので妙な気持ち悪さを彼に与えた。
彼は次に青年の肩を抑え、最も噛み付きやすい首筋をに思い切り噛み付いた。歯型も残らず、皮膚から強靭であることを知らしめる。顎のほうが痛みを覚えるほどに噛み付く。

「しかも、ソレで?」

誰に喋りかけているのか、彼は徐々に酷く優しい声色で笑う。
心臓の辺りに散った血液に舌を這わせ、口内でその鉄を確かめる。刃にゆっくり舌を伸ばすと、切れることもなく鋭さのみを感じた。
紛れも無い"ただのナイフ"で彼は死んだ、その事実を覆したく、苛立った様子で血液を舐めとっているうちある種の興奮状態に陥っていることに気付く。

「俺がどれほど君を殺したかったか、知ってるかい」

彼は左手で自らのベルトに手をかけながら、青年の体を舐めては噛み付き、味わっては求めた。
興奮していると人間なら理解の出来る範疇で、それは更なる快感を追っている。青年の血液で真っ赤に染まった自らの手で包み触れると、今までにないほど強く体の芯を揺すった。
一見彼自身の先端から出血しているようでもある。しかし彼は扱く手を止めず、青年の死体の上で腰を動かし射精しようと試みた。

「俺以外の、手で…、イくなんてさ…っ」

彼の言葉を借りるのならば、先にイってしまった彼の後自らも易々と射精するのは躊躇われた。
かといって彼に快感を止める手立てはなかったし、相変わらず真っ赤な手は彼の性器に刺激を与えている。

舌は血液を舐め伸ばしていた所為で痺れ、羽織ったままのファーコートは彼の体に熱さをこもらせた。
青年の体は唾液や先走りで濡れ、まるで恋人にするように耳元でささやきながら彼は意識を手放そうとする。


「シズちゃん、…っ、シズちゃん、はっ…シズ…、」

「ぐっちゃぐっちゃぐっちゃぐっちゃ、煩ェんだよ」


文字通り、彼は真っ白になった。


「ノミ蟲よぉ、誰の許可を得てベロベロ人の体舐めてんだ。つーか汚ぇもん押し付けてんなよ」
「……待って待って、あの、さ…、いくら君に常識が通じないって言ったって、」
「逆レイプか?逆レイプっつーことはレイプされた俺はお前の体をどうにでもしていいってことだよなぁ」

青年は額に青筋を浮かべ、あたかもそれは玩具であったように自らに刺さったナイフを引き抜いて、床へと捨てた。
カランという乾いた音が彼の脳内を更に白く、いっそ透明へと変化させる。そのため、下半身を露出したままの彼は、視界を回転し先ほど治療台に寝ていた彼のように組み敷かれても抵抗は出来なかった。

暴力という文字を具現化したような、とはいうものの、直接彼の暴力を体内に埋め込んだ者はそう多くなかった。
慣らすなど甘い響きは恋人たちの間で十分で、狭き間を力によってこじ開ける事など、青年にとっては自販機を持ち上げることよりも容易いことである。
何より、青年はたった今自分の上で変態的活動を行っていた彼に痛みと、出来れば死を与えられればそれで十分なのだ。

「ハ、ちょ、…シズ、ちゃ…何、興奮してんの」
「そりゃ手前をやっと殺せるって思ったらよお、興奮すんだろ普通。興奮つーか快感だな」

「く、マジ…で、っ…無理…ァ!」

初めて、彼の目に涙が溢れた。
瞬きをせずに過ごし目が乾き涙がこぼれるようなものと同じ涙であるが、その姿だけで青年の欲求は随分と解消されていく。
それこそ、殺したいと数年かけて思っていた相手を泣かせ、組み敷き、自分の真下で自分の暴力を思う存分振るっている。
それが快感といわずして、何と呼べばよいのか、青年の肉体は知らない。また、実質、最中には治療台が足を折ってなかば殺菌効果の薄い床で行われ、数発殴ろうと思っていた頬には口付けを与え、あまった力は床へと向かっていたことを、彼の腰を掴み、そこへ押し込む青年は自覚していなかった。


「セルティ、僕は今自分の聴覚を頼りに脳内を破壊したいほど信じられない光景を想像してしまったんだけど、どうすればいいかな」
『違う、あれは違う、いつものその…喧嘩だ!今日はやや静雄が優勢なだけで!!!』

臨也の起こした抗争にまんまと巻き込まれた静雄は、その怒りの矛先を抗争相手に振るっていた。
数ミリほど刺さったナイフの柄を掴もうとした時、右横から殴りかかる男に対し肘鉄を食らわせる際、自らの右手でそのナイフを押し込めてしまったという、まるで笑い話のような経緯で静雄は止血目当てで新羅のところまで歩いてやってきたのだ。
静雄といえども出血多量の危険があると新羅が騒ぐので、セルティはナイフが刺さっている静雄を見て悲しみにうずくまる、そして自分に抱きつき甘えてくる姿がいとおしいといわんばかりの新羅は、少し静雄を"殺しておくこと"にした。
いつしか静雄は眠気もたたり、治療台の上で仮眠を取っていたわけなのだが、臨也はそれを知る由も無い。


「まだ俺は…、シズちゃんと、…いたいみたい」

「はあ?はっきり言え」
「わかるように…っ…なったら、つまらない…じゃないか」

「ああ、じゃあ死ね今すぐお前が一人で死ね」


「頭悪いなぁ…それじゃあ、俺が、寂しいっていってんの」

絡みつく腕で囁くように青年の耳へと届けた言葉が、これからの非日常生活を幕開ける。
そもそも、こうしていること自体が、非常識かつ非日常であることを十分彼らは知っていた。
中に入った全ての暴力を受け入れるほどの器量はなく、更に血で濡らす。お互いの唇でそれ以上の言葉を飲み込み、町の中に身を溶かしていった。


力つきたー^^あきたー^^こういうのを、かきたいわけです^^
あと、抱きしめてセックスしているときに、シズちゃんが、お前の腕のファーすげーうざい、っていうのがかきたいれす^^デュフwwwwごめんね^^すなおじゃなくって^^何がかきたいのわたし^^どうしたのわたs

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