こっちにもあげておくねー!
今日の日記ぎんたまにぎゃーぎゃーいってたから、みてないかもしれないけど、みどりにもあげておいたよ!>スイス
童話は娯楽と社会を訴える魔法!
ペローはサロンの貴婦人達に、グリムは子供に読み聞かせようと筆を執りました。それらのほとんどが教訓を説いたものですが、アンデルセンは違います。彼は物語自体の面白さを追求するだけでなく、貧困層を嘆き、それらに無関心な社会に対し童話を介すことで訴えてきました。彼が生み出す童話の結末が物悲しいのはその所為だと考えられています。子供の頃、人魚姫のラストに印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
あなたが愛したステキな王子
これまで様々な姫に焦点を当てて見てきましたが、王子はどうでしょう。王子との悲恋の末、泡になってしまう人魚姫。彼女がそこまで愛した王子はどんなに素敵な人だったか覚えていますか。
嵐で難破した船から王子を助け出した人魚姫は彼に一目惚れしました。その容姿は美しいとされています。やはり王子!期待を裏切りませんね。
事実はこじれ、王子は(海で人魚姫が助けた後に)浜辺を通りかかった修道女を命の恩人だと思ってしまいます。それからというもの修道女を一筋に思い続ける王子は人魚姫同様、一途で純粋です。人魚姫は一途同士がこじれてしまったわけですね。
言葉の喋れない人魚姫の好意を感じ取ったのは良いのですが、「僕も君が友達として好きだよ、ずっと一緒にいよう」と告げてしまいます。修道女に心奪われている彼は年頃の人魚姫を前にしてもその気持ちが揺らぐ様子はありません。一途で純粋だからこそ描かれる最低さ!
そして、修道女と結婚できるとわかると大喜び。好意を寄せている人魚姫に対し、祝福してくれるよね、と言ってしまうデリカシーのなさ!少年のように純粋で情熱的な王子だからこそ、内気な人魚姫が惹かれたのかもしれません。
人魚姫は切ないストーリーですが、王子の人間性を考えるとちょっとそれはどうかしら、と考えてしまいます。なんでこんな王子が、と思う人は少なくないかもしれません。ですが、この王子だったからこそ人魚姫は王子に恋をしたのです。あなたの王子様はどうですか、ちょっと変わってはいませんか。それこそあなたの運命の相手かもしれませんね。
おしまい(877)
もうちょっとほりさげるべきかな?
結構真剣に最初のほうはかいてたんだけど、やっぱり私人魚姫の王子すごくきらいだわ><
やだこいつ><あるとくんのほうがまし><