今回はインタビュー記事なので、Rさんにお願いした。
これ、ちょっと最初のジェニーに大爆笑して書いたものだから、うっかりRさんがジェニオタみたいになって気持ち悪く書いてしまった^^まあそれでもありでしょう。多分、Rさんはそこまでジェニーの話してなかったと思う。まあいいか^^脚色脚色!
ところで、今38度あるお^^^^^^^
でも元気なんだお。これはさがるなあ、と思いながらも、もし私がゼミ遅刻しそうorいけなさそうで、メディアセンターで印刷するスイスがいたら、一緒に印刷していただくと嬉しいです!MSpゴシックでちょうど一枚になります。
mixiの吐息にうpしておいたので、本当、いく子がいたら、でいいですからね!マジ、やらなくていいから!とりあえず、こっちにもうpしておく。やべえ、何か目みえなくなってきた!あと今からフロチャやる!
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創造すること
球体関節人形はその名の通り、関節が球体で出来ている人形であるが、機会があれば是非一度触れて欲しい。きっとその重さに驚き、思わず体温を確かめてしまうことだろう。そして、アクリル樹脂の瞳があなたを笑うように見つめ返すのだ。生きているはずがないものが生きている、それを最も表現できるのは人形ではないだろうか。
自らの手で創造すること、人形への可能性にロマンを感じているRさんに話を伺った。
「初めはジェニーでしたね。リカでもバービーでもなく、ジェニーでした」
少し恥ずかしげにRさんは名前を挙げる。その3つの名前は人形の代名詞でもあり、女の子なら幼い頃の人形遊びを彷彿させることだろう。しかし、私には三体のはっきりした違いが見出せない。
「ジェニーはリカよりも洋服が流行に乗っていて、バービーよりも日本人受けする顔なんですよ。そして、中学2年の頃タカラトミーがジェニーの写真展を公開していて、自分もジェニーを撮影したいと思ったのが人形を欲しい!と思ったきっかけです」
Rさんは幼い頃に遊んだジェニーではなく、写真のジェニーに魅せられ改めて人形を購入したという。それは単なる人形遊びを越え、人形を写真の中で生かすという表現へ変化する。この三体はどれも女の子のニーズに答え、顔や洋服など当時の流行を敏感に反映しており、人間と同様もしくはそれ以上のお洒落の努力をかかさない。だからこそ自分専用の被写体という存在である人形に愛着を抱き、表現の可能性の幅を広げられるそうだ。
「インターネットを通じて、更にリアルで自由にカスタマイズできる人形に巡り合えたんです。それが球体関節人形なんですが表現していくうちに、その子たちの身の回りのものも自分の手で製作したくなり、アクセサリー作りに繋がったんですよ。」
インターネットオークションにてRさんの人形用のアクセサリーが出品されている。大変失礼だが、素人であるRさんが製作するアクセサリーに1万を越えて入札するユーザーが多いことにも驚いた。ネックレスは人間の腕にも通すことは出来ない大きさで、デザインの細部に女性が喜びそうなポイントがちりばめられ、正直に言うと人形には勿体無いとも思ってしまう。
それらを着用しているモデルたちの表情は同じ角度であるのにも関わらず、一枚一枚表情が全く異なることに感動した。人形たちはRさんの手によって生かされているのだ。あなたの人形は生きていると思いますか、という質問にRさんは生かせたらいいと謙虚に答えた。また、客観的に生かすことが目標だとも付け加えている。
「人形の魅力はモデルを自分の手で創るだけでなく、自分の手で生かすことが出来るということです。創作を手伝ってくれるパートナーのようにも思っていますよ」
Rさんの人形は、しっかりと喜怒哀楽があるのだ。それは、Rさんの創造力によって表現される可能性なのだろう。そして彼たちも同じようにRさんの生み出すものを、瞳の奥からみつめているに違いない。