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ミッドナイトダーリンを追いかけて、
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久々にウォーターガーデンよんで、何かしにたくなった。
私の女の子への気持ちが恋愛とかではなく、ただの束縛なんだなと実感した中1の夏を思い出します。

そんな長い語り。

海の近くに父親と住んでいた主人公。
父親が死ぬ。父親「海はいやなことを洗い流してくれる」

このプロローグがたまんないんだよね。

「住み慣れた海のある町から離れなくてはなりません
新しい町に海はないのです
私の日常風景から海が消えるなんて、なんだか信じられない
不安と心細さで泣き出してしまいそう
(バスが発車するのでにぎり棒を掴むが、前の人の余熱の生ぬるさで離してしまって転ぶ)
急発進・左折の遠心力で
車内を2Mほど転がった私
乗客の皆さんにパンツご披露

恥ずかしさのあまりずっとうつむいたままの私に
もう新しい町の風景なんて目に入らない」

新しい町にきて、新しい町を見学するのはどうしたって当然で、
そっかから得るいろんな情報とか、真新しい興味とか、そういうのって今後の生活を彩るのに
すごく大切だと思うんだけど、バスで転んで恥ずかしいから見なかった=新しい町の風景さえ知らない、
から入るのってすっごいときめく!!というかまっさらな状態でとんでもないと思うのだ。
私もこれ10回くらい同じネタをいただいしているけど、ここまでうまくかけたことないなあ。やっぱり二番煎じは困る。

新しい町にきた理由は12年間に離婚しているお母さんが自分を引き取ってくれるから。
主人公は15歳。そして再婚相手の連れ子の息子がいる。(=弟が出来る)しかし再婚相手は死んでいる。
血のつながりのない同い年の弟が出来る。ありがちっちゃありがちな展開。

母さんは彼氏とヤってるけど、主人公はそんな知識もない。
なので弟が見せないようにする。こんな気持ちをするのは俺だけでいい><

海が恋しい、海を見たい。
トイレの流れる音は海の音みたい。水が欲しい。水がたりない。

転校するけど友達が出来ない。海に行きたい。
かばう弟。弟しね!ってなる。海に行きたい。
どうしようもなくて、学校から逃げて家に帰ると、母さんがヤってる。見る。海に行きたい。

主人公パーン!!
弟が助ける。弟はすでに主人公が好き。

転校先の制服はブレザー。主人公はセーラー。
だからクラスがAVみてーゲラゲラ。そんな男の子から主人公をクラスの明るい学級委員(女)が助ける。
学級委員はレズ。徐々に主人公が好きになる。
主人公は友達がいなかったので、LikeとLoveの違いもわからずにつるむ。私幸せ。
私があなたの水になる><

「私ね、男って嫌い。
だってさ、女の子みたいにきれいじゃないし、いいにおいもしないし乱暴だし
(主人公:右(弟)も男の子だったんだ…)
女の子の胸はなんて居心地がいいんだろう。
女の子ってやわらかくて気持ちいよね。私、女の子のほうが好き。
(トイレ)」


トイレ、だよ!
主人公なきながらトイレだよ!!すっごいたぎる。

弟は二人の関係に感づく。ちょっと危機感。でも女同士の友情壊せない。
色々あって弟と気まずい感じになる。弟が気になる。学級委員は束縛する。

「男の子なんてみないで!
私あなたがすきよ!私女の子がすきだけど、でもこんなこというの主人公がはじめてだからね。
だから主人公は私のことだけ考えてくれなきゃいや!

あのね、思春期ってね普通の子供から正気を奪っていくの
だから
きっと
何しても平気」

まあここでたまんないわけね。
ここまでドストレートに言われると困るというか、お前がそれをいっちゃうか、というか。
根本はそんなもんなんだよなあーと思い、開き直った中学時代。

私主人公がすき!→クラスの女子に聞かれる→うわさされる→学級委員の性格はもともと明るいので主人公をさける→弟が学級委員に怒る。
学園祭で学級委員は主役。だけど、クラスの女子と色々トラブルが怒って、主役やめろよ、やめてやるわよ!みたいになる。
主人公と約束。主役がんばれ、お前はやるんだ!うおー!

しかし本番直前にいじめ?られて他のとこに呼び出される。わなだと思いつつ、いってしまう。
しかし弟の言葉を思い出し、本番がある、と雨の中走って戻る。事故る。裏切りにつながる。
主人公はセーラー服で雨にまみれて走る。身体がすける。雨はながしてくれない!

見舞いに行く。裏切った!でも私も裏切った!
家庭の事情とか、進路とかで最終話に詰め込むようにぶわっと突然起こる。
弟が家庭の事情でいえをでる。衣替え。衣替えは発情期。

ようやく二人で海に行く。夢とか今後について語り合う。END

家には幽霊がいて、色々たすけてくれる。というとんでも話。
結局なにがいいたいかって、ありがちなのにぶっとんでて、これを私と同じ時期にかいてんのかーって思ったら何かしにたくなったってそういう話。

いや、この人のかく中高生の女の子・男の子同士の恋愛+男女の恋みたいなのすっごい好きなんだよな。
基本的に誰かが不器用で、それを手伝うのが、幽霊とか犬とか擬人化したバスとか、当時はすっごいぶっとんでて、無機物の擬人化にはまったのもこの人のおかげだった気がする。そう思うと、もうこれ、ちょ、本当に売れないんだけど、どうしたらいいんだ。

男二人で結果心中みたいなのもすっごい好き。よくこの人の作品の登場人物が死ぬ。
あと救いようのない後味最悪なものもかく。その不安定さがたまらなくすき。


あーーーやっぱりうれないからうりません><バカバカバカ!!!
はーい、朝からすげーテンションだったのでそろそろお散歩いってきます。

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