ミッドナイトダーリンを追いかけて、
1200字かいた。
本当は、ここから出られないっていう話か、ホモにしたかったのだけれど、何かもうやるきなくなっちゃって、つうかこういう文体の小説書きなれて無いし、ちっとも面白くなかった。ただ、考えるのは凄く好きだ。一人称なのに、~です、~ます、になるのって何かなれない><
今回のテーマは、小説の続きを考えるというものでした。
1200字と制限があるので、書きたいもの一切省いたら、結局何が言いたいのかわかんなくって、わたし、をどうしても金髪美少年にしたかったのだけど、やっぱり「~かしらん」とか「~よ」っていわれたら、修復不能だったのでこうなりました。もうどうでもいい話でごめん。
これかくならエルキド先生に提出したほうがましだと思った。まる。
しかもこれ1400あるじゃん^^200けすわ。
続き。
もう一言何か声をかけようと、口を開きましたが、男の子は突然くるりと後ろを向いて駆け出してしまいました。わたしは思わずその後を追います。
「ねえ、待って!」
まるで兎を追いかけて穴へ落ちた童話の主人公のようだな、と思いました。なぜか、駆ける足は普段よりずっと早く感じます。流れる世界はクリーム色。家々の間の細道をかいくぐり、石段をのぼり、坂道をくだり…、ああ疲れた!ひざこぞうに手をついて、肩で大きく息を吸い込みます。レモンをたくさん絞った炭酸水を飲んだあと、鼻の奥でツンと柑橘類が弾けるような匂いがしました。ここには空気にも味があるのです。
呼吸を整えながら顔をあげると、男の子はひらけた先でわたしの方をじっと伺っています。どうやら男の子とともに、ぐるりと回って元の場所に戻ったようです。
「おいかけっこするなら、そういってよね」
男の子はまた返事をしてくれません。
「その子はしゃべれないよ!」
ははあ、なるほど。これでようやく話が通じます。おや、ところで私に話しかけたのは一体誰でしょう。辺りを見渡しても人の姿は見えません。首をかしげて男の子の顔を改めてみつめましたが、男の子は目を細めて同じように笑みを返すだけです。
「きみがそう言ったんだろう!もしかして、ぼくらのことも忘れたっていうのかい!」
声のするほうを振り返ると、青銅でできた二人の男の子が、ふてぶてしく水がめの上で足を組み座っているではありませんか!目を一度ごしごしと人差し指の腹でこすりました。すると、呆れた顔でぴょいと立ち上がって言うのです。
「四年と五ヶ月前に、ぼくたちと喧嘩をしてしまったのが原因かい?」
何から口にすれば良いのかわからず、ぱくぱくと唇を動かしました。”人間の”男の子は、そんなわたしの様子をみて女の子よりも高い声で笑うのです。笑い声というよりは、悲鳴のように聞こえました。
「機嫌をなおしてくれよ。ほら、今日ちょうど二千年目だ!」
さきほどから、何を言っているのかさっぱりわからないのです。ひとまず落ち着いて、ゆっくりと言葉を噛み締めるようにして尋ねました。
「ごめんなさい、言っている意味がわからないわ」
二人の男の子は同時に声を荒げました。しかし、二人とも異なった言葉を告げたので、両方とも聞き取れません。もう一度、ごめんなさいと謝りながら身を屈ませると、青銅の男の子の一人はわたしのほうへ、ぺたぺたとで向かって、わたしのすねあたりに小さな手で触れたのです。
「きみがこの町をつくったというのに、無責任じゃあないか」
「きみが、時間の止まった世界が欲しいというから、ここをこっそりとつくったんだろう?」
話を聞くと、どうやらこの世界はわたしが作った町だそうです。水がなくなったわたしの世界で、わたしが求めたのは大昔から流れる水でした。この町は、私の欲しかった過去の記憶の再現だそうです。そして、この言葉が話せない男の子は、
「きみの本来の姿さ!そして、きみの本当になりたい姿がきみの姿だ!」
「時々きみがそうやって自分から逃避してしまうから、ぼくたちは四年と五ヶ月も重たい水がめを支えていたのだよ」
一筋の、みずが、流れた気がします。どうしてこれが大昔のものだと知ることができましょうか。そして、誰がわたしがわたしだと決め付けることができるのでしょうか。
わたしは、足をとめて、手の中の地図のしるしとにらめっこしました。
(おかしいなあ、道をまちがえたのかなあ。このへんにあるはずなんだけど)
本当は、ここから出られないっていう話か、ホモにしたかったのだけれど、何かもうやるきなくなっちゃって、つうかこういう文体の小説書きなれて無いし、ちっとも面白くなかった。ただ、考えるのは凄く好きだ。一人称なのに、~です、~ます、になるのって何かなれない><
今回のテーマは、小説の続きを考えるというものでした。
1200字と制限があるので、書きたいもの一切省いたら、結局何が言いたいのかわかんなくって、わたし、をどうしても金髪美少年にしたかったのだけど、やっぱり「~かしらん」とか「~よ」っていわれたら、修復不能だったのでこうなりました。もうどうでもいい話でごめん。
これかくならエルキド先生に提出したほうがましだと思った。まる。
しかもこれ1400あるじゃん^^200けすわ。
続き。
もう一言何か声をかけようと、口を開きましたが、男の子は突然くるりと後ろを向いて駆け出してしまいました。わたしは思わずその後を追います。
「ねえ、待って!」
まるで兎を追いかけて穴へ落ちた童話の主人公のようだな、と思いました。なぜか、駆ける足は普段よりずっと早く感じます。流れる世界はクリーム色。家々の間の細道をかいくぐり、石段をのぼり、坂道をくだり…、ああ疲れた!ひざこぞうに手をついて、肩で大きく息を吸い込みます。レモンをたくさん絞った炭酸水を飲んだあと、鼻の奥でツンと柑橘類が弾けるような匂いがしました。ここには空気にも味があるのです。
呼吸を整えながら顔をあげると、男の子はひらけた先でわたしの方をじっと伺っています。どうやら男の子とともに、ぐるりと回って元の場所に戻ったようです。
「おいかけっこするなら、そういってよね」
男の子はまた返事をしてくれません。
「その子はしゃべれないよ!」
ははあ、なるほど。これでようやく話が通じます。おや、ところで私に話しかけたのは一体誰でしょう。辺りを見渡しても人の姿は見えません。首をかしげて男の子の顔を改めてみつめましたが、男の子は目を細めて同じように笑みを返すだけです。
「きみがそう言ったんだろう!もしかして、ぼくらのことも忘れたっていうのかい!」
声のするほうを振り返ると、青銅でできた二人の男の子が、ふてぶてしく水がめの上で足を組み座っているではありませんか!目を一度ごしごしと人差し指の腹でこすりました。すると、呆れた顔でぴょいと立ち上がって言うのです。
「四年と五ヶ月前に、ぼくたちと喧嘩をしてしまったのが原因かい?」
何から口にすれば良いのかわからず、ぱくぱくと唇を動かしました。”人間の”男の子は、そんなわたしの様子をみて女の子よりも高い声で笑うのです。笑い声というよりは、悲鳴のように聞こえました。
「機嫌をなおしてくれよ。ほら、今日ちょうど二千年目だ!」
さきほどから、何を言っているのかさっぱりわからないのです。ひとまず落ち着いて、ゆっくりと言葉を噛み締めるようにして尋ねました。
「ごめんなさい、言っている意味がわからないわ」
二人の男の子は同時に声を荒げました。しかし、二人とも異なった言葉を告げたので、両方とも聞き取れません。もう一度、ごめんなさいと謝りながら身を屈ませると、青銅の男の子の一人はわたしのほうへ、ぺたぺたとで向かって、わたしのすねあたりに小さな手で触れたのです。
「きみがこの町をつくったというのに、無責任じゃあないか」
「きみが、時間の止まった世界が欲しいというから、ここをこっそりとつくったんだろう?」
話を聞くと、どうやらこの世界はわたしが作った町だそうです。水がなくなったわたしの世界で、わたしが求めたのは大昔から流れる水でした。この町は、私の欲しかった過去の記憶の再現だそうです。そして、この言葉が話せない男の子は、
「きみの本来の姿さ!そして、きみの本当になりたい姿がきみの姿だ!」
「時々きみがそうやって自分から逃避してしまうから、ぼくたちは四年と五ヶ月も重たい水がめを支えていたのだよ」
一筋の、みずが、流れた気がします。どうしてこれが大昔のものだと知ることができましょうか。そして、誰がわたしがわたしだと決め付けることができるのでしょうか。
わたしは、足をとめて、手の中の地図のしるしとにらめっこしました。
(おかしいなあ、道をまちがえたのかなあ。このへんにあるはずなんだけど)
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