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ミッドナイトダーリンを追いかけて、
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かなちょろとゲラゲラしていたので。
ひまちょろーていし版



朝8時に起きて眠気覚ましに朝食作り。
エッグマフィンには少し多めの調味料。
洗濯しながら今起きたの着信アリ。
はいはい、わかってる
文句のひとつ電話口に張り付けて、コーヒーメーカーのプラグをさす。
片付いた部屋に掃除機をかけ終わり、ようやく無糖ブラックに口をつける。
気取りすぎないシャツを羽織って、車のキーをひっつかむ。

タバコに火をつけてから、また車の中が煙草くさくなるっていわれた言葉を思い出して、ため息とともに紫煙を吐く。
待ち合わせより1時間半すぎた12時半、彼の家に到着。
まだ気だるそうな彼を連れて水族公園へ。

海がみえるテラスでボンゴレビアンコに舌包み。
彼のうにのクリームパスタと食べ比べて思わず笑顔を零す。
しっかりティラミスまで食べる甘党な彼を横目に、携帯を開いて、臨海公園なう。

上司の愚痴や次に一緒にみるジブリ映画に花をさかせ、メインの水族館へ。
そこは二人のアクアトピア。
幻想的な館内の雰囲気に酔い、横顔にみとれる。
何みてんだよ、なんて足早に過ぎ去る後ろに続く。耳まで赤いのに気付いた。
海の生物に癒やしなんて、とごねていたのが嘘のよう。
はしゃぐ笑顔が子供みたい。

夕暮れ時のペンギンが、輪を描いて器用に泳いでる。
二人で眺めていたら、彼から繋がれた手に思わず視線が泳ぐ。
深海魚に知的好奇心をくすぐられ、まだ5時だというのに日が落ちていることに気付き、別れを惜しむように退館。

引かれる手のまま、大観覧車まで二人で並んで歩く。
そろそろ会話がなくなり、ネオンの輝く夜に身を委ねる。
乗り込んだ密室に、心臓の準備ができていない。


観覧車は……、昔彼が言っていたセリフを思い出し、一人赤面。
中が薄暗くてよかった。
名前を呼ばれて、気付くと頂上。
宝石を散りばめた夜景に思わず目を奪われる。
近付いた距離をさらに自分から身を寄せる。
そして彼の柔らかい髪に指を通して、顎を掴んだ






「総悟…」






すっかり冷え切った唇を温めるようにもう一度、キスをした。


\(^o^)/ひじきーー

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不覚にもときめいた私の心をかえしてくれ(笑)
かなちょろ 2010/11/18(Thu) 00:11 編集
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